1993年、大阪生まれ。2歳よりヤマハに通い、4歳でピアノを始める。10歳でドラムを始め、小学生の頃にピアニスト上原ひろみに強く影響を受け、ジャズドラムを本格的に始める。
12歳よりドラマー荒巻敬司氏やLarry Marshall氏に師事。中学以降はジャズドラマーとして数々のセッションやユニットに参加。様々なアーティストと共演。中高生の時に、自身のバンド「あきは・みさき・BAND」を結成し、横濱Jazz Promenadeジャズコンペティション2010にてバンドでグランプリを受賞、個人でベストプレイヤー賞を大会最年少で受賞。また、同年に金沢Jazz Streetコンペティションにてバンドでグランプリを受賞。その後、韓国・仁川やアメリカ・ニューヨーク(桜フェスティバル)に招待され海外での演奏を経験した。
2012年には、北海道グルーブキャンプに参加し、タイガー大越氏に認められ、バークリーアワードを受賞。同年のバークリーサマープログラムに全額奨学生として参加。その際、ジョン・ブラックウェル氏をはじめとする一流アーティストから演奏を絶賛される。
和歌山大学に進学後、約1年間、関西のジャズクラブ等で定期的に演奏。
その後、バークリー音楽大学よりフルスカラシップ(全額奨学金)を受け、2013年より単身渡米、ボストンにある「バークリー音楽大学」に入学。
テリ・リン・キャリントン、タイガー大越、ダニーロ・ペレス等、世界の一流アーティストから高度な音楽教育を受ける。
2015年にはアメリカのYamaha Young Performing Artists Jazz Winnerに選ばれ、インディアナ州で演奏。
その後、4年制のバークリー音楽大学を飛び級にて3年間で学位を取得し、優秀な成績を修め卒業。
卒業後はニューヨークの音楽シーンで活動し、ニューヨークのブルーノートやワシントンD.C.のブルース・アレイ等に出演。2017年にはBetty Carter’s Jazz Aheadに抜擢されワシントンD.C.のケネディーセンターにて演奏。2018年にはスイスで開催されたジャズプログラムGenerations 2018のメンバーにアジア人として唯一抜擢され、マリア・シュナイダービッグバンドとして演奏。
2019年、女性ドラマーのコンペティションHit Like A GirlにおいてJapan Champion, Weekly Winnerを受賞。
2019年秋より全額奨学金を得てバークリー音楽大学の大学院へ進学。
2020年にニューオリンズで開催されたJEN(Jazz Education Network)カンファレンスでSisters In Jazzの一員として招待され演奏。
2021年夏、バークリー音楽大学の大学院を首席で卒業。
パワフルかつダイナミックで日本人にはないグルーブ感を持ち、新世代の若い女性ドラマーを代表する人物として頭角を現している。現在は東京と大阪の2拠点で活動中。YouTubeでは「Misakibeatチャンネル」でドラムに関する様々な動画を投稿しており、好評を得ている。ヤマハドラムとシンバルメーカーPaisteのアーティスト。
|